急変に対応できなかった自分

認知症の方で、いつも何でもかんでも持って行ったり何でも自分の物にしたり、汚い物も汚いと認識できなかったり、体調が悪くもないのに(病院へ行ったが何も異常はみつからなかった)今日はえらいから、だるいから〜が痛いと言う利用者さんがいました。

その利用者さんが立っていて、いきなり心臓が痛いと言い始め、”大丈夫?”とは聞いたもののまたいつもの嘘か〜と思って気にしないで他の利用者さんとお話ししていたら
その人の顔色がどんどん悪くなり泣いてしまい、その場に座り込んでしまいました。
その場に来た看護師に支えなさい何を見ているの車椅子をもってきて!と怒鳴られました。

その後病院へ緊急搬送されていきました。見ていたのにも関わらず何もできず動けず
座り込んでもなお演技をしていると思ってしまった自分はこの仕事は向いていないんだな。

何もできないいつか目の前で殺してしまうかも

と思ったら怖くなって辞めたくなりました。

自分が夜勤にはいっているときに、見回りも終わり自分の仕事が終わったので
煙草を吸いに外に出たら外からうめき声が聞こえてきて、何だろうとは思いましたが
そこまで気にせずにいたら声が大きくなるのでもう一度全部屋見回りに行ったら2階に住んでいる人が見当たらず、窓が開いていたのでベランダを見てみると
ベランダの柵を越えられるようにトイレットペーパーで段が作ってあり、下を見て見たら利用者さんが倒れていました。

雨だったので音も全然聞こえず、声すらあまり聞こえませんでした。

その後緊急搬送され2度と歩けない身体になってしまいました。
その人が鍵を壊したので修理を依頼していた時におきてしまった事故です。
別の部屋に鍵が直るまでの間移動させていたら

トイレットペーパーを鍵をかけて保管していたら段を作ることができないから、飛び降りる事もなかったのにと思ったら、自分のせいで歩けなくなってしまったんだ。と自分をすごくせめました。

助ける仕事なはずなのにその人の自由を奪ってしまった自分に嫌気がさして辞めたくなりました。

自分が入浴介助で片方麻痺の方を抱えている時、スリッパと自分の足の間に石鹸が入り込み、抱えたまま転倒してしまいました。

その方はリハビリをしていて杖で少しは歩ける方だったのですが、その転倒のせいで
健康だったはずの足が向くはずのない方向を向いてしまっていて、両足とも使えなくなってしまい、杖を使って歩く事もできなくなり、車椅子のみの生活となってしまいました。

私はその人の自由も奪ってしまいました。

抱える前にもう少し周りを確認していたらこんな事にはならなかったのでは。

と今でも思います。

その時は辞めたい気持ちしかでてきませんでした。

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